グレエゾオン

奈良県の政治と経済の情報屋

奈良県の田舎事情

これは筆者個人の印象なので鵜呑みにせずに参考程度に留めて欲しい。

奈良県の田舎レベルを測るには「吉野川」に注目するべき。吉野川より南のエリア、具体的には「吉野川に架かっている橋を渡った先」は急にド田舎になる。吉野町吉野山、下市町、五條市野原より南にあたるエリアである。五條市吉野川より南、つまり国道168号エリアは文化的には京奈和自動車道の影響を受けており、どちらかというと隣県である和歌山県橋本市を起点に和歌山市からの流れを受けているので、五條市西吉野の人々は吉野町とはあまり絡みがない。そもそも若い人や移住者はほぼ存在しない。国道309号エリア(下市町、黒滝村天川村)および国道169号エリア(吉野町、川上村、上北山村下北山村)の若い人や移住者は、最後の砦である大淀町のカフェなどで集まりを行う。どこへ顔を出しても共通の知り合いがいるので、噂話はすぐに広がる。あまり地域のコミュニティに顔を売るべきではないのかもしれない。事業をやっている人は大阪に住んでいる人だったり桜井市あたりに住んでいる人もいる。ド田舎ではあるが賃貸物件は全滅状態で、住めるところは古民家しかない上に修繕費がすごくかかる。ワンルームで十分という人は橿原市近鉄橿原神宮前」駅の周辺で3〜4万のお部屋がおすすめ。というより借りることができる綺麗なお部屋たちの、最後の砦がそこなのだ。奈良盆地の最南端である高取町まで行ってしまえばもうない。ちなみに野迫川村奈良県民でも名前すら聞いたことがない人も多い。陸の孤島である十津川村はもはや関西弁すらしゃべれない。

偏見が含まれていると思うので、ここで読んだことは他言せずに自分の足で確かめてみることをおすすめする。