グレエゾオン

奈良県の政治と経済の情報屋

大淀町と吉野町の合併話

平成の大合併の際、大淀町吉野町を合併しようという話があり、住民投票が行われたが結局は白紙になった。地元の人によると大淀町の住民が猛反対したのだとか。大淀町のほうがお金を持っていて、水道代が少しだけ安かったことが理由らしい。観光資源の面では吉野町のほうが圧倒的に有利なはずだが、どうもそうではないらしく、桜の季節以外は吉野山はすっからかんとのこと。筆者が吉野山に行き始めたのはコロナが始まってからだったので盲点だったが、確かに観光資源としては吉野山は弱いということがわかった。それにしても水道代ごときで猛反対する大淀町住民たちの器の小ささに疑問符を付けるべきか、水道代の支出をみくびっている自分はまだまだ生活者として甘いということなのか。