グレエゾオン

奈良県の政治と経済の情報屋

電線専門のキコリという存在

ド田舎の配電線には木の枝が成長してかぶさってしまうことがよくある。関西電力はこのような案件が発生する度に山の所有者(ヤマヌシ)にお金を払って木を切る許可を得て、林業従事者(ヤマイキ)に依頼して木を切ってもらう。木が切られたあと、ヤマヌシは新しい木を植えてたっぷり肥料を与える。こうして雇用が生まれるのである。ド田舎の国道にはドでかい柵みたいなものがこさえてあるが、土砂崩れ防止のためだけではないのかもしれない。関西電力の敵は自然だけではない。